天橋立
2002年5月30日
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スライドショウの開始

















以前から天橋立の松並木を、歩きたいと思っていましたが、丁度良いツアーが有り行って来ました。
天気が少し悪かったのですが、歩くには丁度良かったです。 
天橋立は大江山の麓を流れる野田川から砂を押し流し、与謝の海からの押し返しにより出来た砂嘴で全長3.6Kmございす。
 与謝の蕪村も「はしたてや松は月日のこぼれ種」と詠んでいるように、大小8千本の松が色どりを添えております。
また、古代より文人墨客の訪れる所となり、百人一首にも「大江山いく野の道の遠ければまだふみもみず天橋立」と
詠まれております。これは藤原保昌が妻、和泉式部を伴い丹後の国司として在任中に都で留守をしていた娘の、
小式部内侍の作として知られております。また、和泉式部も「橋立の松の下なる磯清水都なりせば君も汲ままし」と
詠まれております。有名な磯清水は、周囲は海にかこまれておりますが、不思議なことに塩分のない清水が、
こんこんとわき出ており古来より名水「長寿の水」として知られ、日本の名水百選に選ばれております。
 天橋立の松並木は、日本の松・百選、日本の道・百選、白砂青松の百選、にも選ばれておりますので
ぜひ一度ご散策さい。日本三景と呼ばれるようになりましたのは、約350年ほど前の寛永20年に、
当時の学者・林春斎が「日本国事跡考」に「丹後の天橋立、陸奥の松島、安芸の宮島を日本三景」と
書いたのが始まりと言われております。 
 

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